こんにちは、Ayakaです。
私は高校生の時、1年間の交換留学をしたかったのですが叶いませんでした。
しかし、それが逆にバネとなって英語には特に力を入れて勉強しましたし、ある程度自分が確立できてから海外の大学に進学することに決めたので、あの時親に反対してもらって良かったと思います。
当時はもちろん「なんでお金ないんだよ!芸能人の子どもは余裕で行けてるのに!!!」と怒りでカンカンでしたけどね(笑)
高校交換留学に行かなくて良かったと思うようになった理由の1つが「イタすぎる英語のできる“バカ”」と実際に出会ったり、“バカ”の話を聞いてきたからです。
今回は、イタすぎる英語のできる“バカ”とはどういう人か、どこがバカで、何故イラッとくるのかについて書きます。
実は、英語が割と使えるようになってきた頃の私がこの“バカ”だったんですね、今思い返せば。
割とスムーズに英語で文章が作れるようになって嬉しかったからですが、周りから見るとイタい子でした。
昔の私みたいにならないように、今一度自身の言動を客観的に振り返ってみてくださいね。
日本語ネイティブなのに英語の方が得意とかあり得ないから
「私、〇〇に1年居たんですけど、そのせいか日本語より英語の方が得意になっちゃったんですよね~」とか言う人いますが・・・。
まず、1年ぽっきりで英語を完全にマスターできる訳がない!
私は中学生から英語を学習し始めたので、かれこれ8年以上学習し続けていることになりますが、まだまだ読み・書き・話し・聞く、どれをとっても日本語の方が楽と言いざるを得ません。特に私の弱みは語彙力です。
時々日本語に直訳しづらい英語表現があったりするので、そういった場合にのみ英語の方が楽と思いますが、それはごく一部の例外です。
ポーランドに住み始めたと同時に、毎日の話すと聞くという動作は英語のみになり、それから1年半が経ちましたが、まだまだ英語で話すときに詰まる部分があります。私の場合は読みが特に遅いです。
もともとバイリンガルとして育った人、英語ネイティブとして育って日本語を後から学習し始めた人以外は
日本語の能力がある程度高まった後英語習得し始めているわけなので、短期間で簡単に日本語<英語になるはずがありません。
特に酷いのは” I totally forgot Japanese.”とか言ってしまってる人。
いやいやいや。ネイティブなのにそんな簡単に母国語である日本語を忘れることができる人が、外国語である英語を簡単にマスターできるはずがありませんから。
「敬語忘れてしまいますよね~」「敬語苦手なんですよ」とか言ってる英語のできる”バカ”もいますが、忘れたならもう一度勉強し直すべきです!
それは全然Coolなことではなく、反対にとってもカッコ悪いことです!と声を大にして彼らにそう伝えたいですね。
国連など、国際機関でバリバリ英語も使って働かれている日本語ネイティブの方々は、むしろ普段日本語しか使わない人よりも丁寧すぎるくらい綺麗な日本語を使われますよ。
英語使える人なんて世界中にどれだけいると思ってるの?
英語がちょっと話せると、まだまだ英語に対して抵抗感を持っている人の多い日本ではちょっと英語を話しただけですぐに「すご~い!」とか誉められて、いい気になるのも分かります。
誉められて嫌な気分になる人はあまりいないでしょう。
狭い世界でそうやって満足したければどうぞ、と思いますが、「ちょっと使えるくらいでイイ気になってるんだな」と見透かせる人から見るとイタいですよ。
もう少し、ではなくもっと視野を広げてみましょう。
世界中には英語を使える人なんてごまんといます。更に英語ネイティブにはどうやっても勝てません。これは仕方のないことです。
英語へのハードルが世界的には下がってきている現在、“英語ができる”のは一定水準以上の教育を受けた人であれば当たり前になってきています。
又、同じ使えるでも、ビジネスレベルなのか、ほぼネイティブとほぼ同等なのかではレベルが違いますよね。
わざわざ電話する時人に聞かせる必要ある?
電話って、周りの迷惑にならい為にも、自分が相手側の音声をよく聞き取る為にも、普通静かな所でしようとしますよね?
わざわざ人のいる所を選んで聞かせるように英語で電話をする“バカ”を見て、イタいな・・・と思いました。
本当にデキる人はわざわざそんな見せびらかしのような行為はしませんからね。
凄いとも思っておられないし、そもそも周りの人に関係のない話をするのだから聞かせなくて良いと思っていらっしゃいますから。
英語力よりも、まずは教養が大事だね
「英語の方が得意!」とか言っている人に限って、言っている内容が薄いケースが少なくないんですよね。
英語は苦手な人でも、日本語での知識が豊富であれば、あとは単語を調べれば英語でも文章がサッと作れてしまうんですよね。苦手と言っても、文法などの基礎知識は身についていらっしゃいますから。
逆に英語の発音が良く“できる”と思われがちな人は、当たり障りのない意見しか言っていなかったり、日常会話レベルの内容しかペラペラ話せなかったり・・・。
英語が既に“できる”けれども教養が足りていない人は、教養はかなり豊富だけど英語が苦手な人、よりもしっかり勉強した方が良いんじゃないかなと思います。
教養は幼い頃から一生かけて身に着けていくものですが、ある程度のレベルの英語力には誰でも一定期間で到達できてしまいますから。
最後に
つらつらとしたたかにイタすぎる英語のできる“バカ”を批判してきましたが、だからと言って英語が大事ではないって訳ではありません。
英語はできるならできるだけ良いと思います。ただ、自惚れて自分を客観視することが全くできなくなっている状態はマズいですね。これは私自身への戒めでもあります。
英語も日本語も、他のどの言語も一生勉強がつきものだと思っています。
常用語なんかは時代によって変わっていくものですしね。若者言葉など、新しい言葉もどんどん出てきます。
私もこれからも一生英語の勉強はもちろん、日本語の勉強も続けていきます。最近になって自分の敬語の細かい使い方が怪しいことに気付いたので、日本語は特に敬語を徹底していきます!
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