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【フェミニズム】男女平等って結局どういうこと?フェミニストって名乗るべき?日本にもっと必要なSRHR教育!

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この記事はこんな人にオススメです
  •  フェミニズムに懐疑的な人
  •  フェミニズムに関する最近の動向を知りたい人
  •  ぶっちゃけフェミニストに良い印象を持っていない人
  •  日本の性教育に疑問・問題意識を持っている人

こんにちは、Ayakaです。前回に引き続き、フェミニズムについて迫っていきます!

 

まだ最初の記事を読んでいない方はこちらから!

 

 

 

今回は後半の5項目についてです。

 

平等って何を基準に?

 

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世界ジェンダー・ギャップ報告書で既に触れましたが、平等かどうかって何を基準にするかによりますよね。

 

個人的には、機会が平等であれば結果は異なっても良いと思います。

 

男性だから、女性だからというだけの理由で教育を受ける権利、選挙権、被選挙権、働く権利等、権利が奪われては絶対になりません。

 

誰かが性別だけを理由に権利を奪われる、それは不平等です。

 

しかし、平等に与えられた機会を活かす権利を持っていても、個人の選、能力、努力の結果生じた違いはどうでしょうか。

 

その結果まで強制的に男女平等にしようとしてしまっていいのでしょうか

 

現在既に、大学のいわゆる文系学部、特に語学系の学部は男女の比率が昔と逆転しています。教室に10人いたら男子生徒は2人だけみたいなことはざらにあります。

 

でもこの男女の「不均衡」は「不平等」だ!なんて言われませんよね。誰も女性に語学系の学部に行くよう強制したわけでも、男性に行かないように強制したわけでもありません。

 

これは単に相対的に見て、女性の方が言語を司る脳の領域が発達しているから、女性の方が言語を扱うのが上手だから、という理由です。

 

もちろん全員がそうとも限りませんし、個人差があります。

 

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確かに第二次世界大戦終了まで、若しくは20世紀は高等教育は男性にだけ必要だというような風潮が社会に根強くありました。

 

しかし、今日、日本はもちろん他の先進国でも、そのような考えは思っていても口に出すことは社会が許さないでしょう。

 

生物学的に変えられない部分(例えば女性にのみ妊娠・出産ができる、生理が来るなど)を除いては機会と条件は平等にされるべきです。

 

ただ、個人の選択、努力、平等によって生じた結果を強制的に男女平等にする必要はありませんし、あってはならないと思います。

 

成果を強要するのは誰かの自由や挑戦を奪いかねません。

 

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努力の話をすれば、社会的弱者は確かにいます。それは主に親の経済的理由などの環境要因が大きいという背景があるのでしょう。

 

しかし、それをまるで割と環境に恵まれた人が悪いかのような主張、意見をする方がいますが、はっきり言って、悪いのは恵まれた人たちではなく、環境を整えることを保障しないままこの世に命を産み落とした親です。

 

恵まれてもその環境を十分に活かせていない人もいます。

 

そういった方々はあまり努力したなどと表立って言わないに決まっています。ダサい部分、泥臭い部分を隠したいのは人間の心理として当然でしょう。

 

私はいわゆる「文系」人間の女ですが、それは親や周りが「お前は女だから数学や化学はいらない」と言ってきたからではなく、単に苦手だったからです。

 

更に「苦手だから」と言い訳し、自ら避けてきてしまったから「理系」科目が苦手なのです。

 

科学的に、相対的には男性の方が理系科目は得意だと証明されています。この事実は遺伝子をなんとかして組み替えるなどしない限り、変えようがありません。

 

全体の話です。女性でも理系科目がとても得意な女性もいます。でもここでは個々の話をしていません。

 

統計的にIQの平均が高いのは女性です。中央値の分散が男性よりも高いのです。

 

男性は両端、つまり“バカ”と天才型の分散値が女性よりも高いのです。マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツを代表に、突出したコンピュータ関係の才能の持ち主は男性が多いのはこれで説明がつきます。

 

成功している方々に対して「こいつは分かってない」「恵まれていたからできたんだ」などと言って叩く人がいますが、社会・ビジネスの仕組みを分かっていなければ成功できませんし、恵まれたからだけではなく人には見せていない努力、また賢さとその知識のアウトプット方法だって関係あります。

 

恵まれた環境にいてもそれを十分活かすどころか、殺してしまっているような人もいれば、その逆で社会の「階級」を這い上がってきた人だっています。

 

なんでもかんでも性別のせい、環境のせいにすれば説明できるわけではありません。遺伝の話をするのは不快が伴いますが、いわゆる頭の良さも遺伝の影響大です。

 

格好つけたいの人として当たり前の心理だと思うので、泥臭いところはあまり人前に見せないようにしますし、既に這い上がってきたんだから今現在は失敗や努力している姿は見ることができないのは当然です。

 

這い上がる途中なんて普通は誰も追ってないですよね。

 

再度平等の基準について話を戻します。

 

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性別に関係なく高等教育を受けることができるようになり、大学の文系科目に女子生徒が多くなりました。学部や学科によっては女子生徒が9割以上なんてこともあります。

 

男子大学はありませんが、女性だけが入学を許可されている女子大学は未だ存在します。

 

しかしこれは「不平等」なんて大っぴらには言われません。

 

数年前に、ある女子大学受験を希望した男子高校生が裁判を起こすというニュースが流れ、個人的には判決を非常に「楽しみ」にしていたのですが、結局原告側が取り下げて裁判はなくなってしまいました。

 

私の通っていた高校は、理系のトップクラスと文系のトップクラスで男女比が逆転していましたが、これは誰かが「男子はなるべく理系に、女子はなるべく文系に進むように」などと指示したからではありません。

 

個人で選択したのです。

 

 

近年の動向

 

カナダ首相トルドー氏女性の健康へ多額の投資を発表

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(画像引用元:Prime Minister announces Canada’s Growth and Investment Strategies - G20

 

2019年6月日から6日の間、カナダのバンクーバーで開催されたWomen Deliver Conference in Vancouverで現カナダの首相トルドー氏が、カナダ政府がカナダと世界中の女性と女子の健康を支援する為年間更に1.4B Dollars(約1500億円)の財政を増やすことを発表しました。

 

トルドー氏はマララ・ユスフザイさんやエマ・ワトソンさんら、若者にも大きな影響力のあるフェミニストと対談を重ねてきたり、国連でも「私はフェミニストだ」と堂々と主張するなど、フェミニズムについて活発に発言し続けている政治家です。

 

ただ、カナダ国内での評価について気になり、カナダ人の友人に聞いてみたところ、「彼も結局他の政治家と一緒よね」というプラスともマイナスとも言えないような答えが返ってきて意外でした。

 

他の政治家と一緒、の意味を掘り下げてみると、自分が高評価を得るため、聞こえのいいきれいごとを言えば印象が良くなるから、女性からの支持を集めやすいから、女性に投資を!と言っているのだろう、とのことでした。

 

もちろん彼を高評価する人も大勢います。

 

が、世界中で、LGBTQ+、女性の権利、人権、多様性、多文化共生、等々の価値観を利用して高評価を得ている政治家がいるのも確かです。

 

トルドー氏は自分の評価のためだけに投資額増額を発表したのではないことを願うばかりです。

 

世界最大の私立財団・ゲイツ財団の巨額の投資先

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(画像引用元:Bill & Melinda Gates Foundation cancels 52-week paid parental leave

 

Microsoftの創業者、ビル・ゲイツ氏を知らない人は少ないでしょうが、彼と彼の妻であるメリンダさんはビル&メリンダ・ゲイツ財団という、私立としては世界最大の財団を立ち上げました。

 

2人は特に途上国で見た現状から、特に保健衛生が、人間が生きる上で大切な健康に欠かせない分野だと決め、投資を行っています。

 

My Next Guest Needs No Introduction with David LettermanというNetflixの番組に出演したメリンダ・ゲイツさんは、

 

「健康であることは人間の基礎です。健康でなければ勉強も遊びも仕事も、社会で活躍することもできません。ですから、私たちはまず人々の健康、特に女性や妊婦、乳幼児の健康に力を入れることにしました。」

 

という趣旨の発言をされていました。

 

また、STEM系の分野(日本ではよく理系と称される)の女性が少ないことから、女性のエンジニアを育てる仕組みにも投資をしています。

 

日本の男性育児休暇義務化

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つい最近、自民党の議員連盟が男性の育休を義務化することやパタハラへの対策の必要性を明記した提言が首相に提出されたことがニュースになっていましたね。

 

女性の活躍がどうこうというよりは、取りあえず子どもをなんとか増やすためには仕方ないか、といった感じがしてしまいますが、皆さんはどう捉えましたか。

 

また、育休を義務化したところで果たして効果はあるのかも議論の余地がありそうです。

 

ニュージーランドの首相が産休

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(画像引用元:Meet Jacinda Ardern, 37, New Zealand's Next Prime Minister : The Two-Way : NPR

 

ニュージーランドの現首相アーダーン氏は首相になって割とすぐに妊娠を発表し、産休を取った後、任務に戻っています。

 

こちらも議論が分かれる話題であることは間違いないでしょう。

 

首相という一国のリーダーが果たしてあのタイミングで妊娠・出産を理由に産休を取って良かったのか、タイミング関係なく産休を取って良かったのか、首相でも産休や育休の取得が許されるべきなのか、などなど。

 

 

わざわざフェミニストと名乗らない理由

 

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自分はフェミニストなのか

ここまで読んできて「お前はフェミニストじゃない」と言ってくる人もいるでしょうが、それはそれで結構です。

 

私は、性別に関係なく機会の平等は保障されなければならないと思うのでサポートします。

 

それがフェミニズムの定義として正しいのであれば、「私はフェミニストだ」と声高らかに言えますが、前述したように正直色々な人がフェミニズムについて色々な主張をしていて、正直もうわけがわかりません。

 

フェミニストはトランプ政権に批判的であることが前提、安倍政権を批判するのが通説など、そのような条件をつけてフェミニストと呼ぶのなら、むしろこっちから願い下げです。

 

フェミニズムどうこう関係なく、単に嫌いで特定の人物を批判している人もいますが、今回は深く突っ込まないでおきます。

 

私は生まれた時からフェミニストに育てられた

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私のフェミニズムの定義が正しければ、私の父はフェミニストです。

 

しかし、父は自覚がないのか、普段フェミニズムについて話してこなかったからなのか、フェミニストだと名乗りません。

 

ただ、父は私が女だからと言って教育機会を奪うことや、可愛いを押し付けることや、私の人生を決めてることは決してしてきませんでした(当たり前だと思いますが、これができていない父親・母親があまりにも多いです)。

 

マララさんの父の言葉を借りれば、私は翼を折らないように育てられました。

 

むしろもっと羽ばたけるよう、追い風をぶんぶん吹かれたくらいです(笑)

 

父が本当に素晴らしかったのは、単に追い風を吹いてくれたばかりではなく、社会で女性への偏見や差別があることを押さない頃から教えてくれていたことです。

 

それは翼を折るためではなく、飛んで行く先でどのような障害物に遭遇する可能性があるか注意を促すためにです。

 

幸運なことに私は障害物に一切当たらず大学生まで生きてきました。大学生になった当初は障害物を一切見も感じもしませんでした。

 

自分の生まれ育った所から全く違う所へ移り、社会をもう少し大きなスケールで見ることができるようになって、やっと父の言っていたことの本質を身を持って理解し始めました。

 

私自身に直接ではなくとも、社会には女性だから・男性だからという理由だけで押し付けられた概念や偏見があります。

 

私はそんなことを、意識も感じもせずに生きてこられて、本当にラッキーです。

 

フェミニストな父のおかげが大きいです。でも、父はいちいちフェミニストだと名乗りません

 

私は、フェミニストと名乗らず、自分の考えを述べていけばいいと思います。

 

もちろん名乗りたい人は名乗って良いです。

 

それこそ個人の自由です。名乗ることも名乗らないことも強制されるべきではなく、批判されるべきでもありません

 

 

日本に必要なのは性教育

 

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私自身は日本の男女平等の達成にかなり希望を持っています。

 

義務教育の就学率もレベルも高く、人間、国家、社会の基礎である教育は一応できています。高校卒業も今日では一般的になっています。

 

でも一応、です。

 

性別による差別を無くすために日本に圧倒的に足りないのは性教育です。

 

性教育=セックスを教える卑猥な教育、と勘違いしてしまっている方がいますが、性教育はセックスの話、性の話だけではありません。もっと包括的です。

 

性器の仕組みや身体の発達についてはもちろんですが、人とのコミュニュケーションの仕方、感情との向き合い方、家族計画(子どもを育てるのにかかる費用や利用可能な制度についてなど)、性被害に遭ってしまった時の為の対処方法や支援機関について等々。

 

様々な避妊方法や生理や射精の話が重要であることは大前提ですが、性教育は決してこういった話だけではありません。

 

生きる上で知っておかなければならないことが沢山詰まった教科なのです。

 

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包括的な性教育を行うことで、自分も他人も、性別関係なく、個人として大切にすることができるようになります。

 

個人を尊重できるようになればセクハラ、性犯罪なんて無くなり、可愛いやカッコいいの押し付けもなくなるはずです。

 

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これからの社会

 

未来を正確に予測するのは誰にも不可能で、まして私は何の専門家でもないので予測が外れる可能性大ですが、考察していきます。

 

「理系」に女性が増える

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日本でも世界でも「理系」分野に女性が増えるのは確実でしょう。

 

ビル&メリンダ・ゲイツ財団を始めとし、多くの起業家、富豪、活動家、財団が世界規模で女性の選択を狭めないよう、機会奨学金を提供するために多額の投資をしています。

 

そういったおかげもあり、発展途上国でもSTEM教育の認知と大切さが徐々に広まっているはずです。

 

理系だけでなくとも、今まで男性が8割、9割以上が当たり前であった職場にも女性が増えていくことでしょう。

 

日本でのセクハラ減少

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日本では最近になってようやく、多くの女性と男性がセクハラについて声を上げ始め、大企業自体が「セクハラは絶対に禁止」のような方針を明確にし始めました。

 

以前は建前上だけだったセクハラ禁止も、国内外からの特にSNSを通したプレッシャーや運動によって社会が本当に変わりつつあると思います。

 

やはりインターネットは偉大だ!と思うと同時に、一人でも声を上げ続けることの大切さを実感しています。

 

本気で行動すれば、社会には同じような思いを持った人が実はいて「自分も本当はそう言いたかった!」と賛同する人が1人、2人ではなく大勢いるんですね。

 

フェミニストがと名乗る必要がなくなる

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誤解を招かないように予め言っておくと、フェミニズムが社会から必要なくなるという意味ではありません。

 

かなり楽観的で私の願いも入ってしまっていますが、フェミニズムを声を大にして言う必要のない社会になると思います。

 

既に女性にもフェミニズム嫌いが現れてきているように、もう男女平等な社会だと感じている人、むしろ女尊男卑な社会だとさえ感じている人がいます。

 

これからは、どんどん、性別による差別や偏見が無くなり、フェミニズムをあえて主張しなくても良い、性別によって機会が制限されることのない世の中になっていくと考えます。

 

もちろん、こういった楽観的な見方ができるのは、多くの先人が今まで努力してきてくださったからであることに間違いありません。

 

私たちの世代も、先代に負けぬよう、フェミニズムうんぬんかんぬんだけでなく、他分野でも新しい時代を切り拓いていくことができると良いですね。

 

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