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アイデンティティの形成要素|あなたは〇〇人であると自信を持って答えられますか?

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こんにちは、Ayakaです。

 

皆さんは自分が何人であるか知っていますか?知っているというより、何人であると自覚していますか?

 

以前取っていた必修科目の中で、

 

What are the criteria for being a Polish?

ーポーランド人になるための要素は何?

 

 

について考え、議論する授業がありました。

 

ポーランド人でなくとも、日本人、アメリカ人、中国人、トルコ人など、生徒それぞれの国に置き換えて考えました。

 

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つまり、〇〇人としてのアイデンティティーはどのように形成されるか、がテーマの授業だったのです。

 

宗教?見た目?親の国籍?親の出生地?自分の出生地?歴史?言語?文化?習慣?普段食べるもの?住んでいる長さ?パスポート?

 

何が文化の要素に含まれるか、習慣と文化は違うのか、などその日の授業は最後の最後まで議論が尽きませんでした。

 

「なんだよっ」と思われるかもしれませんが、結論は、授業中に世界共通で必ずこれが〇〇人としてのアイデンティティ必要だという要素は決定づけられませんでした

 

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ただ、授業に参加した生徒が概ね一致で賛成した要素は、言語歴史でした。

 

〇〇人が話す言語を第一言語としてもしくはネイティブとほぼ同等に話すことができる〇〇人が共有してきた歴史を学び、その知識がある、この2つの要素はどの民族になるにも共通する要素ではないか、という結論です。

 

しかし、私は自分を日本人だと思っていますが、日本の歴史を学んだとはいえ、習った内容を全て覚えているわけではありません。

 

また、義務教育で教えられた内容が、必ずしも“正しい”かと言われれば断定はできません。

 

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最近、唯一の被爆国としての被爆ナショナリズムについて友人から教えてもらい、少しずつ調べているところです。

 

よって歴史に関してもどの程度の歴史を覚えていれば共通の歴史を共有しているとみなされるのか、などなど議論は延々と続くことでしょう。

 

また、人によっては言語よりも普段の習慣を含めた文化的要素の方が大事な要素だという意見もあるかもしれません。何か国も公用語がある国はどうでしょうか。

 

教授が示唆し、私も納得している1つは、パスポートはアイデンティティを決定づける大きな要素ではないということです。

 

日本人には生まれも育ちも日本だけという人が多いので、パスポートの話は分かりにくいかもしれません。

 

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例を挙げます。

 

私が現在住んでいるヨーロッパは国同士が陸続きのことがほとんどで、海を挟んでもそう遠くはない為、人々が色々な場所へ移り住み、家庭を築いてきたという歴史(前提)があります。

 

母親がイギリス出身、父親はスウェーデン出身。彼らの子どもは幼少期からスウェーデンで育ってきたが、途中でイギリスへ移り住んだ。父方の親せきはスウェーデンにいる為、家族で年に数回はスウェーデンに寄る。子どもは英語もスウェーデン語もネイティブと同等に話すことができる。子どもはスウェーデン人だと自覚しているが、パスポートはイギリスで取得したものを基本的に使っている。子どもの国籍は両国で取得済。

 

こんなケースが実際にあります。パスポート、国籍、アイデンティティが必ずしも全て一致しているとは限らないのです。国籍=〇〇人としてのアイデンティティ、の場合が多いとは思いますが、必ずしもそうではありません。

 

私は将来自分の国籍をどうするか分かりませんが、日本の法律では19年3月現在二重国籍を許可していない為、多国籍を取りたければ、日本国籍を放棄しなければならなくなります。

 

ただ、もし日本国籍を私が放棄したとしても、自分のアイデンティティが日本に強くあることは変わらないでしょう。

 

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正直、そんなこと私には関係ない、知ったこっちゃない、どうでもいいという人もいるのでしょうが、

 

「なぜあなたは日本人なのですか?」という問いを改めて考えてみると、面白いかもしれませんよ。

 

私はこの授業から1年以上経った今でも、時々この問いについて考えています。

 

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