こんにちは、Ayakaです。
3日間連続でコロナについてのネタになってしまっていますが、明日からはまたコロナ以外の情報を発信していくつもりです。
日曜日が明け、本来なら大学へ行くはずだった月曜日3月16日ですが、もう皆さんご存知の通り、スペインでは不要不急の外出禁止状態になっています。
但し、オンラインでの授業は今日からスタートしたので、ほぼ軟禁状態での留学生活はいかなるものか、少しご紹介しようと思います。
スーパーの様子と人通り
昨日の記事で少しだけ紹介したバルセロナのスーパーの様子を予想して、「雨の中外で並ばないといけないかな」と恐る恐るスーパーへ向かいましたが、午前中に行った際には警備員が入り口に立っているわけでもなく、スムーズに入ることができました。
ただ、やはり中に入るといつもと少し様子が違い、セルフレジは全て使えなくなっており、空いているレジは5つ中3つ。並んでいるお客さん同士は1.5メートル以上離れるよう指示が書かれた表記があり、お客さんはきちんと離れて列を成していました。
品数は14日ほどでは無かったものの、依然として牛乳や卵、パンを中心に品薄状態で、トイレットペーパーは一切無く、ティッシュ箱も残り数箱(しかも高いやつ)となっていました。
午後18時頃スーパーへ行った友人は、入り口に警備員が立っていたと言っていました。
また、「何も無いのに何かを探している私のような人ばかりいた(笑)」とも教えてくれました。
店員さんは、シリコン製のグローブに、頑丈なマスクをし、お客さんもナイロン製の手袋をしていました。強者客はシリコン製のグローブを持参していました。
▲私が実際にスーパーで使ったナイロン製の手袋です。
個人的に驚いたのは、お客さんの8割方が高齢者だったことです。
マスクもしていないまま人に話しかけているので、「いやいや、これじゃダメでしょ」と素人ながら、特にそこにいた高齢の方々の健康が心配になりました。
日曜日の昨日と比べると、人通りがかなり多くなり、(恐らく通勤のため)動いている車の数が増えています。
オンライン授業
写真のクオリティが低くて申し訳ないのですが、なんとなく雰囲気は伝わるかと思います。
オンライン授業はGoogleのMeet機能を使って行われます。
日本ではZoomが主要な気がしますが、Zoomと似たような感じです。
最初は音声の不具合がある生徒や、教授自身が使い方をまだマスターできていなかったので、プレゼンのスライドを共有するのに手こずったりしていましたが、最終的には大きな問題なく授業を受けることができました。
こういう時にネット回線の安定と速さの大事さを再確認しますね。
この授業の教授はオンラインでの生徒のプレゼンにも挑戦するみたいなので、来週どんな感じになるのか楽しみです。
ライブ配信ではなく、既に録画した動画を配信すると伝えている教授もいるので、種類別の比較もまた出来れば良いなと考えています。
外務省からの連絡
14日と15日に引き続き、在スペイン日本大使館からの連絡を抜粋して共有させていただきます。
内容はスペイン時間3月16日19時25分に届いたメールから抜粋しています。
【本日の新規事項】
◆本日(16日)、グランデ=マルラスカ内務大臣が記者会見を行い、スペイン政府の「警戒事態」宣言に係る具体的措置の一環として、本日24時より、陸路を通じたスペインへの入国を、スペイン人、スペイン人以外のスペイン居住者、国境を越えて職場に通勤する者、その他やむを得ない理由を書面にて証明できる者等のみに制限することを発表しました。
◆本日(16日)、日本国外務省は,スペイン・マドリード州,バスク州及びラ・リオハ州に発出している感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げるとともに,同国のその他の地域についてはレベル2(不要不急の渡航はやめてください)に引き上げました。
◆マドリードやバルセロナ等スペイン全国にて、ホテルが一時営業を休止する動きが増えているようですので、ご注意ください。
●〇●〇●本日の新規事項●〇●〇●
1 本日(16日)、グランデ=マルラスカ内務大臣が記者会見を行い、スペイン政府の「警戒事態」宣言に係る具体的措置の一環として、本日24時より、陸路を通じたスペインへの入国を以下の方々にのみに制限することを発表しました。
(1) スペイン人
(2) スペイン人以外のスペイン居住者
(3) 国境を越えて職場に通勤する者
(4) その他やむを得ない理由を書面にて証明できる者
(5) スペインで接受される外交団,領事団,国際機関職員(公務の場合) なお、同措置は商品の流通に係る交通には適用されない由。
2 日本国外務省は,スペイン・マドリード州,バスク州及びラ・リオハ州に発出している感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げるとともに,同国のその他の地域についてはレベル2(不要不急の渡航はやめてください)に引き上げました。
●マドリード州,バスク州及びラ・リオハ州 レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)。(引き上げ)
●その他の地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) 《危険・スポット・広域情報:スペイン》 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_161.html#ad-image-0
最後に
欧州と比べて、相対的に日本での感染拡大が広がらなかったのは、きちんとマスクを意識的に着用するように多くの人がしていたからではないのかと考えています。
もちろん、欧州の移動の仕方と、島国である日本の交通状況は全く事情が異なるので、単純比較はできないものの、スペインやイタリアのニュースを見ていると、一部の人しか正しく神経質になっていないような気がするのは私だけでしょうか。
普段、Judgementalに多文化圏に対してあーだこーだ言っているのだから、今度は反対に欧州圏が多文化の習慣をちょっとは取り入れてみたらどうなんだ!と内心思ってしまいますが・・・。
私は専門家ではないのでマスクは全く関係ない可能性もあります。でも少なくとも、マスクをしていて害になることはないでしょう。
暗いニュースばかりが続き、もし全部読んでくださった方がいたら、すみません。
こんな時だからこそ、楽しいコンテンツ、有益なコンテンツを発信できるよう気合いを入れていこうと思います!