こんにちは、Ayakaです。
ハーゲンダッツの期間限定味ロイヤル・ジャスミンティー味を食べながら書いております。
私事ですが、ちょうど今月(2020年11月)から、私にとっては人生初となるフルタイムでの仕事が始まり、仕事終わりは自分の時間は必要だったことと、これと言って書く内容を思いつかなかったことから随分と長い間当ブログを投稿していませんでした。
読者登録してくださっている方や、(万が一)私の更新を楽しみにしてくださっている方(がいれば)には申し訳ないです。
さて、今回は、私の身近な人がよく陥る
「口だけ宣言後続かない病」←筆者の勝手な命名
について筆者の独断と偏見を共有させていただきます。
「口だけ宣言後続かない病」の具体的な例としては、「1年後には英語をペラペラに話せるようになる」や「ダイエットする」などと言っておきながら、いつまで経っても成果を上げていない人が陥る”病(やまい)”のことを指します。
今この記事を読んでくださっている方の周りにもいませんか?こういう方。
若しくはあなた自身が・・・。
筆者の周りだけの話であればわざわざ記事にはしまいと思いましたが、世の中は常に「今までダメだったあなたも、今回は違います」などと謳う広告で溢れかえっており、
特にダイエットと英語学習に関して「今こそ」「すぐ」などの謳い文句が使われていると感じました。
「きっとこんな広告がずっと出回っているということは、世の中全体にそういった需要があるからなんだな」と気付き、「そんな広告に踊らされても、あなたの英語学習/ダイエットは上手くいかないよ!」と警鐘を鳴らすべく生意気に記事を執筆している次第です。
何が言いたいかというと、「90%の人間の意志なんてアリよりちっぽけなモノだから、自分の決意・意志だけで英語が話せるようになるとか、ダイエットするなんて決めたって続くわけないよ」ってことです。
※アリさんごめんなさい。
自慢に聞こえてしまったら申し訳ないのですが、私は生まれも育ちも日本ですが、大学は欧州で3年間正規留学しました。
特別な英才教育を受けたわけでもなく、特別高いIQを持っているわけでもなく、小学校から高校までずっと田舎の公立学校で学生生活を送りました。
英語を習い始めたのも中学に入ってからです。
大学からは英語で講義を受けながら、ノートを取り、発言し、自分の専門である国際関係学を学びました。
最初の半年は授業についていくだけで苦労しましたが、この話は今回の本題ではないため割愛します。
もし詳しく知りたい方がいれば、下の記事▼をご拝読いただければ幸いです。
こうした背景もあってか、私は「英語が話せるようになりたいんだけど、どうしたらいい?」とか「英語どうやって勉強したの?」などの質問を受けることが少なくありません。
最初の頃は「頼られて嬉しい」「自分を評価してくれている証だ」と鼻高さんになっていたこともあり、「○○して、できるようになったら△△して、もっとレベルを上げたかったら□□をするといいよ」などと懇切丁寧に伝えていましたが・・・。
そんな私のアドバイスは虚しく、数年経った今でも、私にプチ相談?してきた人の誰一人として、英語でペラペラと会話するなど、とてもままならないレベルです。
これだけ読むと、「その人たちはあなた(筆者)のアドバイスなんて求めてなかったはずだよ。たぶん願望を言っていただけで、本気で話せるようになりたいと思ってたわけじゃないはずだ」と仰る方がいるかもしれません。
確かにそういう人もいます。「話せたらかっこいいだろうな~」くらいの願望で、最初から「しっかり学習しよう!」という気がない人がいる/たことは認めます。
勘違いしていただきたくないのですが、こういう願望が大事でないとは言いません。
「かっこよく見られたい」のような願望で、大学の講義を英語で受けられるくらい英語力を高めた方が多くいらっしゃることも事実です。
しかし、私の知る限りこういう願望で結果まで結びつけられたのは、遅くとも大学生までに継続的に学習していた方です。
やはり社会人になると、私自身が前述したような「自分の時間が必要で」を始め、「仕事で疲れたから」「今日は仕事で良い契約が取れたから」などの言い訳を自分に言い聞かせ、どんどんスタートを先延ばしにしがちです。
遂に言い訳をすることが習慣化し、英語学習のことなんて頭の片隅に追いやって、罪悪感、背徳感を感じながらも結局諦めてしまうケースが多くなるのです。
そもそも論として、「英語話せたらかっこいいだろうな」「日本語字幕なしで英語の映画が見れるようになりたい」という目標が、英語学習を継続する上で何故良いとは言えないのかが分からない方もいらっしゃるかと思いますが、長くなるので割愛させていただきます。
「読むから教えて!」という方は▼下の記事へポチッと飛んでください。
ずっと英語学習を例にしてきましたが、それがフランス語学習でも、体重を減らすダイエットでも、体力をつけるためにジムに通うことでも、楽器を練習することでも、今まで全く料理をしてこなかった人が昼食の弁当を毎日作ることでも、ビールを1日1本だけにすることでも何でもいいです。
何が目標であれ、「今日はサッカー/野球の〇〇戦が△時からあるから」「今日は寒い/暑いから」「□□が無いから」「今日は好きな俳優さんが出る番組があるから」などと言い訳するんですよ。自分に。
今はいくらでも録画機能があるんだから、動画が言い訳なら、後でCM飛ばしながら録画したものを観ればいいのに。
いくら寒かろうと、暑かろうと、大好きな人とのデートなら、何が何でも行くでしょうに。
まあ、そこは攻めません。
だって人間の脳が目先の快楽を優先する構造になっているんだから、それを自分の意志だけで変えようなんて90%の人にとっては無理です。仕方ないです。
だからこそ、「なんで自分の意志にそんな確固たる自信を持ってるの?」と聞きたいのです。
筆者の言いたいことを分かりやすくするため、あえて言葉を選ばず乱暴に書くと、「〇〇できたらいいな」「○○したいな」程度の願望だけで目標を達成することは、私のような人間にとっては不可能です。
「絶対に〇〇する」「絶対に〇〇できるようになる」という意志でも同様に、目標を達成するという観点においては、あまりにも弱い心持ちです。
本気で目標を達成したいなら、意志だけでなく、90%の人間には何らかの強制力が必要です。
つまり、執念とも呼べるほどの強い意志+強制力が必要です。
幸か不幸か、人間は、言い訳を考える力に非常に長けています。
生まれた時から全員にその力は備わっているかのような錯覚を覚えるほど、この能力を持っていない人を探すことは本当に難しい・・・。
再度英語学習を例に取ると、英会話スクールに自分を強制的に入れ、料金も返金不可能な契約で全レッスン分一括払いするなどして、自分を定めた目標から絶対に逃げられないようにする方法が1つ筆者から提案できます。
但し、人間の言い訳力というのは本当に恐ろしいもので、実際にお金を払ったのにレッスンを自分から辞めてしまった人がいるそうです。
この話の詳細は、日本最大規模のエンジニア養成スクール「テックキャンプ」を開始し、運営されているマコなり社長こと、真子就有(まこゆきなり)氏が、ご自身のYouTubeチャンネルで話されています。
ご興味のある方は是非、ない方も是非下の動画を!観て損も後悔もしない13分32分です。むしろ得しかしない。←筆者の独断と偏見に基づく意見です。

話を英会話スクールに戻します。
仮に、契約した英会話スクールのレッスンが、成果をすぐには実感できるわけがないので、つまらないものだと感じられ始めたとしましょう。
しかし、「受付のお兄さんがかっこよくて会いに行くのが楽しみ」と思うことができたとすれば、スクールに通い続ける理由が1つは持てますよね。
「そんな不純な動機、ダメでしょう」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、とりあえず継続することが第一歩だと思うので、筆者は動機の不純さは関係ないと思います。
その動機が何年も続き、一向に英語力が上達しないまま、お金だけスクールに払い続けている状態に陥った場合には他の手立てを打つ必要があると考えますが、
前述したように、基本的に多くの人間は意志だけで物事を継続できる動物ではないため、継続し、習慣化までこぎつける第一歩としては、不純な動機でも十分でしょう。
動機が受付のお兄さんでなくても、「レッスン仲間と会うのが楽しみ」ではどうでしょう?
これはほぼ満場一致でポジティブな動機だと思います。
楽しい方が継続させるのは容易でしょう。
私のように「払った限り、絶対に元以上取らねば」とお金に執着している人間は、払ったお金が動機になるかもしれません(笑)
これは健全な心の持ち様とは言い難いかもしれませんが、繰り返し伝えているように、まずは継続させ、習慣化させることが目的なら100%悪い動機とは言えないでしょう。
さっきから、継続だの習慣化だのしつこいですが、何度も繰り返してきたように、90%の人間は強制力が無いと、物事を継続させて目標を達成することは難しいです。
この強制的に継続させ、自分の習慣にまでするのに良い方法が、
「他人との約束を破りたくない」という100%外発的なモチベーション
だと、マコなり社長は紹介した動画内で仰っています。
「確かに、宿題の提出も先生との約束。だから。守らないといけないと思い、私は宿題を期限までにきちんと提出していたんだな。約束を破ると自分の信頼に関わるしね」と腑に落ちました。
人との約束の大事さを人一倍ご存知のマコなり社長は、「早起きをする」という目標を決めた時、仲間で厳密なルールを決め、
1秒でも遅れたら相手に珈琲をごちそうする
と決め、実行したそうです。
このグループ仲間、やはり本気度が凡人以下の私とは違い、達成できなかった人は罰金を払うそうです。
長々と書いてきましたが、要するに、人間いくら「絶対に」「本気で」「頑張る」のような言葉をいくら口で言えても、他人との約束(のような)強制力がなければ、継続し、習慣化させることはできませんよ、最初に自ら定めた目標を達成することはできませんよ、ということです。
イチローがあれだけ練習を続けられたのは、努力を努力とも思わないほど野球が大好きだったからです。
はっきり言って彼は凡人ではないので、彼と同じやり方を凡人が真似するのは辞めた方がいいでしょうね。
というか真似のしようがありません。
最後にします。
ここまで読んできて、「こう偉そうな口をきくあんたは何か継続しとることがあるんかい?目標を立ててそれを達成できとんかい?習慣化できとんかい?」とイライラされた方もいらっしゃると思うので、きちんと筆者の実施例をご紹介します。
私は1日30分以上のワークアウトを、平均週に5日以上しており、もうワークアウトで身体を適度に動かすことが日課になっています。
>>外部参考記事:ワークアウトとは?トレーニングとの違いは? | TABI LABO
こういうことを伝えると、私のことを、無類の運動好きのような人物だと思い浮かべる方がいらっしゃるかませんが、決してそうではありまさえん。
確かに中学では陸上部に入っていましたが、高校ではピタッと運動を辞めてしまい、運動部には入っていませんでした。
大学に進学してからは、必修の体育の授業があったので、週1で身体を少し動かす程度の運動はしていましたが、大学生活1年目の運動はその程度です。
「さすがに走った方がいいな~」と思い、数日間大学寮近くの公園でジョギングすることはありましたが、習慣化に至るまで継続することはできませんでした。
というのも、得意な言い訳をこじつけて、私は自分自身を甘やかしていたからです。
「今日は寒いから」が鉄板の言い訳で、特に私が当時住んでいたポーランドは冬になると日中でも零度を下回る日々が続くことがあり「こんな状況で走ったら脳の血管が切れてしまう」と言い訳をしていました。
確かに脳の血管に関しては正当な理由になったかもしれませんが、外で運動することが無理でも、自室やジムでも運動する方法はいくらでもあります。
そこでやっと私は悟りました。
「自分は強制力が無いと続かない人間なのだ。自分の意志なんて無意味。ジムへ入会してしまおう。そうすれば私を私の決断から逃げられなくすることができる」と。
ちょうど学割で、日本円に換算すると月数百円で半年間ジムに登録できるキャンペーンがされていたこともあり、大学2年生の秋からジムへ入会しました。
今思うと、この6か月という期間が習慣化までこぎつけるのに非常に良かったと考えています。
「何かを続けようと思うならら、とりあえず3日続けなさい」などと言われることがありますよね。
ただ、筆者からすれば3日を1週間、2週間、1か月、3か月に置き換えても同じです。
人間の怠惰さを痛感している凡人以下の筆者からすると、期間を少し長くしたくらいで続くと思うなんて「甘い!」に尽きます。
私がジムに通わなくなってからも、ポーランドを離れてからも、旅行先でもワークアウトを継続できているのは、この6か月という1年の半分を占める期間中ずっと続けたからだと強く信じています。
ここまで継続して習慣化すると、むしろワークアウトをしない日の方が気持ち悪くなってきます。
気が付くと、7日間連続でワークアウトをしていて、「これはさすがにやりすぎだ。休暇日を作らないとむしろ身体に悪い」と思い、強制的に自分の身体を休ませることが何度かあるくらいのレベルに達しました。
そうは言っても相変わらずの人間なので、言い訳を自分に言い聞かせて、ワークアウトをしない日があります。
でも、言い訳をした翌日には罪悪感を感じる上、身体がワークアウトを求めるのが分かるのです。
★あわせて読みたい★
先日、久しぶりに会った友人(A)に、「1年後には、君(筆者)と英語で会話ができるようになる!」と言われました。
正直私は「またか」と思ったので、笑ってなんとなく誤魔化しましたが、Aはすぐに「あんな宣言してしまったけど、どうやって勉強したら良い分からないから、アドバイスが欲しい」とLINEしてきました。
先ほどご紹介した少しだけ触れた英会話のLOBiを含め、いくつか効果が期待できそうなオンライン英会話スクールを紹介し、マッチングを図るために、まずは無料体験でいくつか試してみることを勧めました。
「今度こそは!」と若干期待していたのですが、その後Aから何の報告も受けていないので、英語学習の継続はおろか、無料体験すらしていないのかと推測しています。
意地悪に聞こえたらすみません。でもAだけでなく、多くの人が口だけ宣言後続かない病に陥っていることが多いのです。
だって、「今こそ始めよう!」などど謳っている広告がいつまで経っても無くならないのは、継続して習慣化できている人が少ないから、需要があるからではないのですか。
始めるだけでなく、続けることができないと何事も自分のモノにはなりません。
今更ですが、「無料体験を〇月までに受けなければ罰金〇円」「〇月までに入会を済ませないと〇円」などと条件を決めてAと約束を交せば、Aは継続し、習慣化できたかもしれませんね。
とは言え、Aは凡人以下の私とは違い、私に報告しないながらも密かに継続している可能性が0ではないので、1年後に期待します。
★あわせて読みたい★