こんにちは、Ayakaです。
今回は、ワルシャワは2回目以降の観光となる方、定番ではなく穴場スポット巡りが好きな方、アウシュビッツへは行くことができないけれども第二次世界大戦前後のポーランドについて学びたい方へ特にオススメしたい、パヴィアク刑務所博物館をご紹介します。
画像引用元:https://www.inyourpocket.com/warsaw/pawiak-prison_18437v
パヴィアク刑務所とは
パヴィアク刑務所は19世紀に、ロシア皇帝の敵(ロシア皇帝に反する者)を収監する目的で建てられました。
第二次世界中には、ドイツ占領下のポーランドで、ゲスタポによってこの刑務所が使われることになりました。
1939年から1944年の間に10万人以上が収監され、そのうち3万7000人ほどは処刑されてしまったと推計されています。
彼らはいわゆる「政治犯」と呼ばれた人々が大多数でした。
アウシュビッツ強制収容所のガス室のように、1944年、当時のドイツ軍により刑務所が爆破されましたが、残った建物の一部が今日博物館となっています。
博物館の中には、刑務所と収監された人々にまつわる展示があり、ポーランド語はもちろんのこと、英語とドイツ語でも各展示に説明がついています。
実際に見ていただきたいので、展示内容については詳しく書かないことにします。
場所
主な観光スポットからは少し離れていて、住宅しかないような所にポツンあります。普通に歩いていれば、気付かずに通りすぎてしまうような穴場スポットです。
いきなり現れますが、驚かないでくださいね~。
入館料:10ズウォティ(約300円)
(木曜日は無料入館日。学生が団体で来ている日もあり、その場合は混雑します。学割がありますが、日本の学生証は受け付けてくれない可能性もあるので受付で聞いてみてください。)
開館時間:水曜日から日曜日 10時―17時
最終入館時間は閉館30分前
ポーランドの歴史は、政治犯、強制収容所と切っても切り離せない関係であるとも言えます。
そこまで大きな博物館ではないので、割と短時間で第二次世界大戦中のポーランド、特にワルシャワの様子について学ぶことができる博物館です。
大きくないとは言っても侮ることなかれ!です。展示は1つひとつが詳しく説明されているので、しっかり読めば勉強になります。
博物館の外には人工ですが、ここであった出来事を忘れないようにと、Memorial Treeがたてられています。
あわせて読みたい!