こんにちは。Ayakaです。
「留学する前の準備はどんなことが必要ですか?」という質問はこれから留学を控えている方の多くが抱いていることだと思います。
私はポーランドの大学で国際関係学を専攻していますが、ポーランドだけでなくヨーロッパに今後進学、留学される方へのアドバイスを1つさせていただきます。
それは、歴史を勉強し直しとこう!です。
国際関係学という専攻柄も無くはありませんが、ヨーロッパの歴史は、日常生活とも密接に関わっていると言っても過言ではありません。
以前書いた記事で少し触れましたが、私は大学1年生初っ端、 “History of International Relations―国際関係学の歴史”という必須科目にこてんぱんにやられ、苦い思いを経験しています。
これでもか!というくらいプライドをへし折られました。
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高校で世界史Bを取っていて、成績もそこそこ良かった人ならたぶん大丈夫ですが、世界史Bで習ったことをあまり覚えていない人、世界史Aすら取っていなかった人は一度立ち止まってください。
世界史、復習しましょう!
ヨーロッパは陸続きで国同士が繋がっているのが大半なこともあり、昔から覇権争いが絶えませんでした。
国境が変わったり、国が消えたり復活したり、何千何万人も死傷者が出る戦があるなんてことはしょっちゅうでした。
そこに宗教が絡んでくることもあったので更にやっかいです。
恐らくこうした背景もあり、ヨーロッパでは比較的、歴史に対する思い入れが強く、理解が深いのだろうと思います。確かに、しっかり歴史を知っておかないと、なぜ自分たちの領域はここで、宗教はこれで、制度がこうだということが説明できませんよね。
先述した授業内容は正直言って入門レベルで、ヨーロッパ圏出身の生徒は高校までの知識で太刀打ちすることができるようでした。
世界史はおろか、ヨーロッパ史の前提知識が“純ジャパ”の私とは雲泥の差でした。
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国際関係学以外を専攻するにしても、入門編の歴史の授業は必修の可能性もあったり、ヨーロッパでの生活のあれこれが分かりやすくなったりするので、是非世界史を復習しておきましょう。
日常会話でも歴史に登場する人物の名前が挙がることもあります。ニュースや新聞のメディア全般でも、もちろん歴史認識に関する話題を見聞きすることがあるはずです。
単語をカタカナで表記で覚えている人も、外国語では異なる発音の仕方をすることが少なくないので、日本語で復習するのと合わせて英語名(現地語名)を調べておくと良いでしょう。
皆さんが私と同じ経験をしないよう、ヨーロッパでの日々がより濃い時間になることを心から祈っています。
あわせて日本史もこの機会に復習しておくと、日本の歴史の時系列と関連付けながら学べる上、留学先で日本について何か聞かれた時にきちんと答えることができると思います。
今書店にも多く並んでいる話題の本ですね!非常に見やすい中身になっています。 |
やはり世界史は一般教養のようです。 世界史の内容というよりは、少し高度な歴史学の捉え方を考察しています。 歴史を一通り頭に刻み込んでから読みたい本です。 |
ヤバい!時間がない!という方へおすすめの、行き飛行機の中でも読めてしまう1冊です。 世界史の理解には宗教が欠かせません! |
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