こんにちは、Ayakaです。
バルカン半島にあるマケドニア共和国という国名を聞いたことはありますか?
まずは場所を確認しておきます。
地図にあるように、南はギリシャ、西はアルバニア、東はブルガリア、北はセルビア共和国とコソボと国境を接しています。
一人旅は一旦辞めることにしたので、本来ならマケドニア共和国の首都・スコピエには1泊だけでして、コソボに友人と共に行く予定だったのですが、コソボに行く前日にちょっと色々あり・・・(泣)
スコピエに丸々3日間一人で滞在することになりました。正直3日スコピエだけに滞在するのは長かったです。
ただ、結果オーライですが、しっかりとスコピエを堪能でき、現地の方々や同じホステルに泊まっていた旅人たちとも話をすることができたので、非常に濃い時間を過ごせました。
観光スポットは他のブロガーさんも書いていらっしゃるのでほどほどにしますが、ちょっとしたアドバイスも含めてご紹介させていただきます。
空港と市内を繋ぐバスの注意点
空港と市内をつなぐエクスプレスバスはどうやら2社あるようで、空港に着いた時往復で買っておいたチケットは、復路では使えませんでした。会社が違ったのです(泣)
片道180マケドニア・デナール、日本円にして300円ちょっと無駄にしてしまいました。まだ大きな金額でなくて良かったですが、1円でも大切なので、少し後悔しています。
時間帯とバスが来る場所を下のウェブページでよくよくチェックし、できれば現地の人にも確認してみてくださいね。私と同じミスをしないために!
通貨事情
マケドニアではマケドニア・デナールという独自通貨が使用されています。
私は数日間の滞在のために、他国で使えない通貨に両替するのが嫌だったので、なんとかならないかな、と思っていたところ、嬉しいニュースが!
泊まったホステルや空港を往復するエクスプレスバスではユーロが使えました!ザ・ローカルな店を避ければ大概クレジットカードが使えます。
宿泊先の支払い方法は事前にご自身でチェックされることをおすすめします。
基本的に観光客がよく来る所ではマケドニア・デナールとユーロの両方が用意されているみたい<です。
簡単な観光スポット紹介
有名な橋たち



スコピエの観光名所はヴァルダル川の周辺に集中しているのですが、ヴァルダル川にかかるいくつかの橋自体が有名な観光スポットになっています。
Stone Bridgeはもちろんのこと、Art Bridgeはマケドニアにゆかりのあるアーティストの銅像が沢山並んでいます。
歴史博物館
日本語だと単に歴史博物館と表記されていますが、英語だとMuseum of Macedonian Struggleと表記されていて、英語の表記の方がマケドニアをしっかりと伝えているなと思いました。
というのも、Struggle<は苦しみ・もがきなどを意味する単語なので、英語表記の名前を見ただけで、マケドニアの歴史が苦難と密接に繋がっていることがわかるのではないかと思います。
マケドニアが旧ユーゴスラビアに属していたことについては、ネットですぐに情報がでてくると思いますが、今日のマケドニア共和国になるまで、バルカン半島内の他の国々、ヨーロッパ諸国、トルコなどと長い間闘いを繰り返してきたことまでは把握していませんでした。
この博物館は2011年に建てられたばかりだそうです。
ガイドさんには付いてもらっても、もらわなくても料金は変わらないので、是非ガイドさんと一緒に回られることをおすすめします。
館内には英語での説明すらほぼないので、マケドニア語が分かる人でないと展示を歩いて見て回るだけでは何も分からないと思います。
ガイドさんに説明してもらいましたが、私の勉強不足すぎて、歴史博物館から帰った後調べないと分からないことが沢山出てきました。
先に調べてから行っておけば、せっかくガイドさんについてもらったので、もっと深い質問ができたろうにな、と後悔しています。
マケドニアの歴史に関わった人物の等身大の蝋人形がたくさんあり、「昔の人って私くらい身長が低かったんだ~」と思いました。
マザーテレサ関係
世界中で言わずと知れたマザーテレサですが、実は彼女はマケドニア出身なのです。
マザーテレサメモリハウスやマザーテレサの生家跡はもちろんですが、スコピエ市内の至るところに彼女の残した言葉や考え方が貼ってありました。


スコピエ城塞
入り口がどこにあるのか分かりにくかったのですが、城塞横のちょっとした広場を突っ切って道路へたどり着くとゲートがあるので、開いていれば人が立っているはずです。
入り口に立っていらっしゃるのはガイドさんだったので、ガイドをつけるかどうかの確認と、城塞の簡単な説明がされました。
今回は景色見に行ったのが主な目的だったので、ガイドはつけませんでしたが、ガイドさんと一緒でないと入れないエリアがあるそうなので、しっかり城塞を堪能されたい方は是非!
オールドバザール
(この先を真っ直ぐ行くとオールドバザールの入り口が見えてきます。)
見て回るのにあまりにも夢中になっていたのと、結構物珍しくジロジロ見られたので写真は撮っていませんが、面白いエリアでした。
観光客向けのお土産屋さんやカフェが集中している所はもちろんのこと、ずっと先へ先へと向かうと、現地の方々が日用品や食料品を買っているであろう所も見ることができました。ザ・ローカル感が堪能できて良かったです。
いかがだったでしょうか。今回訪ねたのは冬でしたが、住んでいるポーランドほど寒くはありませんでした。
夏はもっと綺麗に見えるだろうなと思ったので、次は絶対にコソボにも行きたいです!
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