こんにちは、Ayakaです。
スペインへ来て早9か月目(一時帰国した期間を除くと8か月目)が経ちました。
時の過ぎるスピードって恐ろしい…。
今回は、誰が得をするか分かりませんが、スペイン人の英語の特徴を独断と偏見ベースで共有します。
「あなたもしかしてスペイン人?」と聞けるようになる、くらいしかこの記事のメリットは無さそうですが、興味を持っていただけるようであればお付き合いください。
また、言語の専門家ではないので上手く説明できていないかもしれませんが、頑張って読解していただけると嬉しいです(笑)
日本人と一緒!母音が強い
意外!と思った方もいるかもしれませんが、日本人(第一言語が日本語の人)とスペイン人(中南米のスペイン語圏の方の英語の特徴は分からないので敢えてスペイン人と表記)の英語は母音をしっかりめに発音するところが似ていると感じます。
日本語は必ず「あいうえお」の母音を伴って発音しますよね。
スペイン語も同じで a e i o u(アエイオウ)をしっかりと発音する言語なのです。
例えば「元気ですか」はスペイン語で ¿Cómo estás?(コモエスタス)と言います。母音が強い感が伝わったでしょうか?
英語だと How are you? ですよね。
英語で母音を強く発音して「ハウアーユウ」でもOKですが、英語ネイティブはどちらかというと「ハーワユー」と母音をそこまで強調せず、むしろ消していくような発音の仕方をしますよね。
このスペイン人の英語の特徴が良く出る英単語があります。Maintainー保つという意味の単語です。
正しい発音は「メインテイン」ですが、スペイン人は大学の教授も含め90%以上の確率で「マンタイン」もしくは「マンテイン」と発音します。
きちんと通じているので、この発音がダメというわけでは全くあありませんが、スペイン語の発音が英語にもよく影響しているなと思いました。
エー、イー、プエス、ブエノ
もう1つの特徴は、接続詞です。
これまた日本人みたいですが、プレゼンなどの途中に思い出している時にスペイン人がよく「エー」をを使います。
スペイン語のy「イ」は and の意味なので、これも言葉に詰まった時や次の話に移る時に「イー」スペイン人がよく使います。
Pues「プエス」はwellと同じで、「え~っと」のような感じで使われます。Bueno「ブエノ」は文脈によって若干意味が異なってきますが、Ok, then「よし、それでは」のような意味で使われていることが多いです。
英語を話している時でも、こうしてちょくちょくスペイン語が挟まってくるの可愛いなと思って聞いています。
サンチェス首相の英語

スペインのペドロ・サンチェス首相(2020年4月2日現在)ですが、彼の英語でのインタビューがあったのでご紹介しておきます。
話している内容が高度なので、もはやアクセントなんてどうでも良いですが…。ウィキペディアによると彼はフランス語もペラペラだそうです。
彼の英語も若干訛りがありますが、個人的にはそんなに強いとは感じません。
Popularという単語を「ポピュラー」ではなく「ポプラ―」に近い発音をしている点など、ところどころやっぱりスペイン語がベースだなと分かる発音をしていますね。
ただ、再度言いますが、彼のアクセントなんてホントどうでもいいです。
話している内容の方が大切なので。
一国のリーダーが、母国語ではない言語で、しっかりと受け答えをしている姿がこうして映し出されていることは、大きなインパクト・メッセージ性があるのではないでしょうか。
最後に
私の経験だけに基づいて発見したことを、面白半分で書いてみただけなので、誰もOffensiveに取らないで欲しいです。
スペイン人全員にこの特徴が当てはまるとはもちろん限らないことは重々承知なので、「私の知ってるスペイン人はこんな英語喋らないよ!」と怒ってメールしてこないでくださいね(笑)
ちなみに、グローバル教育機関・EFが発表した2020年版『EF EPI 英語能力指数』でスペインは34位の標準的、日本は55位の低いに入っています。
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