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性についてオープンな世界の男性たち ー 性教育は一般教養!知らないと恥ずかしい!

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Dzień dobry!(ジン ドブレ・ポーランド語でこんにちは)

 

私は、世界と比べてというよりも、日本の性教育が国の発展度を考慮してかなり遅れていると思っています。

 

今回は、何故そのように思うようになったのか、何故性教育ではなくもはや一般教養であるのかについて実際の体験を元にご紹介します。

 

 

 

 

旅先で会ったオランダ出身の男性と日本の性について話した件

 

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ある国に旅行した時、宿泊先で出会ったオランダ出身の男性と話をしました。

 

その日の夜だけ話し、連絡先も交換しなかったので、彼の名前は忘れてしまいましたが、大学院で環境学か何かを専攻し終わり、旅の後はオランダへ帰って仕事を始めると言っていたと記憶しています。

 

ちょうど私がこのブログを始めて2か月ほど経った頃だったので、私が書いている・書こうとしている内容について彼に紹介しました。

 

このブログの内容に、SRHR(性と生殖に関する権利)を含んでいることと、何故それについて書きたいか理由を話しました。

 

私の意識も変えていかなければならないと思いますが、性と生殖に関する健康と権利について話すのには、初め少し勇気がいりました

 

記事で読んだことしかありませんが、オランダの性教育はかなり進んでいるということは知っていました。

 

ここで話さなけれな私は何も変わらない。もし変な雰囲気になってもどうせ彼とは二度と会わない可能性が高いのだから、大したことはない」と思い、勇気を振り絞りました。

 

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すると、彼はとても真剣に私の話を聞いてくれたばかりか、日本の性に関する事情を多少知っていて、「日本ではそういうことを話すのはタブー視される傾向があるっていうことを聞いたことがあるよ。あんまりそういう話は日本ではしないんじゃない?」と質問してくれました。

 

また、彼は性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の知識もあり、良い意味でとことん私を驚かせてくれました。

 

心配なんてこれっぽっちも要らなかったのです。

 

互いについて語り合ったあとは、寝る前まで一緒にトランプゲームをし、楽しいひと時を過ごしました。彼には本当に色々な意味で感謝しています。

 

 

インド出身の男性から痴漢について質問された件

 

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PadmanPeriod. End of Sentence.という2018年に公開された映画を知っていますか?

 

これら2つの映画はどちらもインドでの生理に関する話です。

 

私はまだPadmanを観ることができていませんが、Period. End of Sentence.や他のドキュメンタリー動画を見たり、記事を読む中で、特にインドの農村部では生理が来ることが女性にとってどういうことを意味するのかが分かってきました。

 

インドは日本よりもまだまだ女性に対して不利に働くことが多い社会であることは否めませんが、私くらいの世代の若い男性を中心に女性や生理についての考えが変わりつつあると感じています。

 

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そんなインド出身の男性(というより友人)が突如、日本での痴漢について質問してきました。

 

ある英語の記事日本での痴漢について書かれていて、とても興味深かったが、君は痴漢にあったことがあるか?という質問内容でした。

 

誤解のないように予め言っておくと、“興味深い”というのは、彼が痴漢をすることに興味があるという意味ではなく、社会的にそのようなことが日々起こっているという事実痴漢をする男性の行動や心理に興味があるという意味です。

 

彼は痴漢が性犯罪であり、人の権利を踏みにじる行為であることを重々理解でしています・

 

彼に質問されてから、痴漢についての記事を英語で検索してみました。あえて日本語で調べなかったのは、海外で痴漢がどのように報道されているのかを知る必要があると思ったからです。

 

調べてみると、色々な衝撃が。

 

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まず、海外のサイトでもChikanという言葉がTsunami同様そのまま使われているケースが少なくなかったこと。

 

次に、ここ数年で、海外でも痴漢について報道される機会が増え、日本特有の痴漢について知っている人が増えてきていること。

 

今回はインド出身の友人から聞かれた話を例に出しましたが、思い返せば、彼だけではなく、日本について少しでも学んだことのある男性ならChikanという言葉と概念を知っているな・・・というのが私の率直な実感です。

 

そして、Chikanと共によく一緒に書かれている言葉がHentaiだということ。これもまたそのまま日本語・・・

 

ChikanHentaiがそのまま表記されて認知されていくのは非常に残念に思いますが、話すこと、声を上げることをタブー視せずに、遠慮しながらでも質問してくれたり、現場の実際の話を一生懸命聞いてくれたことは非常にありがたいなと思います。

 

質問されることで、私も新たな気付きがあります。

 

 

南アフリカの男性が生理についてよく考えていた件

 

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南アフリカに1か月ほど滞在していた時、友人になった男性2人の話を紹介します。彼らをAとBと勝手に名付けます。

 

AもBも彼女がおり、たまたまその時、彼女の話をし始めました。

 

その日Aの彼女に会う予定だったのですが会えなかったので、私がAの彼女はどうしたのか聞くと、

 

A「あぁ、生理中だから、しんどくて家で休んでるんだよね~。」

B「ホントに?いつ始まったの?」

A「今日だよ~。」

B「偶然だな、俺の彼女は2日前に始まったよ。」

A「女性ってすごいよな。毎月こんなのと闘ってるんだよ。(Bに対して)お前考えてみなよ、毎月来るんだよ、毎月。男はこんなの耐えられないって。」

 
とこんな会話が。

 

Aとは別の日にも生理について話す機会があり、自慢げに(笑)

 

「俺知ってるよ~。彼女が色んなパンツ持ってるんだけどさ、生理が多い日のパンツの形ってちょっと違うよね~」

 

と言っていて、私は心の中で「すごいな」ととにかく感心していました。

 

私は身内の男性にすら生理の話をしたことがありません。

 

AとBは男性同士なんてことは全く気にせず生理についてオープンに話していたのです。

 

彼らのおかげで「私今生理中なの」って大声で言ってもいいし、性別関係なく何気ない会話の中で生理について話すことは普通なのだと気づきました。

 

 

最後に - 海外崇拝しているわけではないよ

 

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今時の小学校の事情は把握できていませんが、私が小学生だった2000年代は、少なくとも私の住んでいた市の公立校では、女子生徒だけ別教室へ集められて生理について教えられました

 

性教育の進んでいる国では、性別でクラスを分けて生理について教えるなんてことはせず、一定の年齢に達した子どもは生殖機能の違い様々な避妊方法生理射精性的指向性的同意などを男女一緒に学ぶそうです。

 

実際にこれは、私が出会ったフランス、スウェーデン、カナダ、イギリスで教育を受けてきた16歳~18歳の子たちと性教育について話をして知りました。(もちろん国によっては、宗教色の強い学校や男子校では違う方針を取ってる場合もあるとのことですが)

 

性的同意についてはこちらも是非チェックを!

 

日本で教育を受けてきた男性の中にも、オープンに話してくれた人は数人います。

 

つい最近会った日本人の男性は「将来は自分も子育てしたい!」と言っていたので、彼のような方なら、性についてもオープンに話してくれたかもしれません。

 

私が知らないだけで、他の日本人も私が口を開けば、もっと話してくれる可能性もあります。

 

ただ、海外を崇拝しているわけではありませんが、上記の体験談以外にも、性については、日本以外で教育を受けた人と話す機会の方が多いので、性教育に関しては日本はまだまだ改善すべき点ばかりだと感じます。

 

ポーランド出身の男性も「ポーランドの性教育はひどいよ」と言っていたので、海外の国全てで適切な性教育が行われているかといえば、そうではありません。

 

ポーランドの性教育は日本より遅れているかも!?

 

初対面で性について話してくれたオランダ出身の男性、日本の性について質問してくれたインド人の友人、生理についてよく考えている南アフリカの男性たちの例から思ったのは、

 

日本ではまだタブー視されている性についてのトピックのが、教育を受けてきた人たちの間は一般教養になりつつあるということです。

 

確かに彼らは良い教育を受けてきて、大学を出ている場合がほとんどです。

 

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でも、日本でも同じようなレベルの教育を受けてきた人が生殖機能の違い生理射精性的指向性的同意などを、当然のように、正しい知識を持った上で、性別関係なく真面目な話題として挙げることがあるでしょうか。

 

日本以外でも、全員が同じような認識でいるわけではありません。いくら性教育が進んでいて、比較的オープンに話せる社会でもこういった話題を避けたい人もいます。

 

ただ、普段話さなくとも、もう常識として全員が知っておくべき事柄ではないでしょうか

 

と、自分・家族・友人・恋人を守るために、こう思うのです。

 

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