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海外の大学は卒業が難しいは本当か|ポーランドで大学生活半分終えてみて実際のところ

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この記事はこんな人にオススメです
  •  正規留学を検討している人
  •  海外の大学に興味がある人
  •  留学に必要な英語力を知りたい人
  •  日本の大学と海外の大学の違いを知りたい人

Dzień dobry!(ジン ドブレ・ポーランド語でこんにちは)

 

交換留学や語学留学ではなく、海外の大学に正式に入学して卒業する正規留学について、入学するのは割と簡単だけど卒業するのがかなり難しい、と聞いたことはありませんか。

 

私も正規留学について調べていた時に、そのような内容をよく見たり聞いたりしました。

 

今回はポーランドでの留学生活3年のうちの半分、1年半を終えてみて実際のところどうなのか、お伝えします。

 

 

 

 

海外の大学と言ってもピンからキリまで 

 

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日本の大学にもランキングなるものがあるように、海外の大学も国ごと、地域ごと、世界レベルでランキング化されています。このランキングが全てとは言えませんが、大学の研究の質の高さ、国際性、学生への支援制度、設備の整い具合、特に優れた学部などを調べる上で、参考になることは間違いないでしょう。

 

ポーランドではどの文系学部もほぼワルシャワ大学とヤギェオ大学が国内1、2位を争いますが、最新の世界ランキング(Politics & International Studies)を見ると、日本の東大や京大はもちろん、早稲田大学、大阪大学、東北大学、一ツ橋大学、慶応大学などが名を連ねている上位200にポーランドの大学の名前は1つもありません。

 

こういったランキングは英語の論文を特に考慮しているのでアメリカやイギリスの数々の大学が名を連ねるのは当たり前と言えますが、そのアメリカやイギリス内でも大学の質はピンからキリまでです。

 

なので、海外の大学へ行く=卒業が難しい、とは必ずしも言えないと思います。どの大学で何を専攻するか、卒業論文を書く必要があるかないか、その他諸々の条件によって卒業する難しさは変わってくると思います。

 

合わせて読みたい!

  

私の友人が言って心に響いた言葉に「視座が高すぎるのも低すぎるのも良くない」があります。自分を振り返る時は思い出すようにしています。

 

自分の目標をどこへ持ってくるかで、物事の見方が変わるという趣旨です。例えば、(あえて良くない例を持ってきますが)①ほとんど世界的には知られていないアメリカの大学へ合格し入学したとします。そこでは楽々と成績1位で卒業することができました。②同じ人物が東大に合格したものの、毎日の授業が難しく周りも自分より優秀な人たちばかりでいつも自分が劣っているように感じています。なんとか卒業はできたものの在学中は勉強についていくことに精一杯で成績は下から数えた方が早いです。

 

①はその人物にとって視座が低すぎる例、②はその人物にとって視座が高すぎる例です。

 

個人的には周りに自分よりも優秀な人が沢山いる環境は刺激にもなって良いと思いますが、常に自分が劣っていると感じてばかりいては最終的には疲れてしまいますし、本来自分も発揮できる力が発揮できなくなってしまう可能性もあります。

 

既に述べたように、海外の大学もピンからキリまで何校もあります。何事も視座をどこに持ってくるかで、難しくも簡単にもできます

 

大学のランキングに囚われすぎず、どこへ行こうと世の中は下を見ればきりがないけれども、同じく上には上がいるということを忘れないようにしたいですね。

 

 

予習・復習は必須?

 

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これは教授による、という回答に尽きます。

 

一応どの授業にもBibliographyといって参考文献が紹介されますが、教授によって毎授業ごとに指定したページを読まなければいけなかったり、そうでなかったりします。

 

指定した参考文献ではなく、メールで毎回、記事や資料を提示してくださる教授もいます。教授によっては「興味のある人だけ読んでくれたら良いよ~。授業中は扱わないけど」と伝えてくださいます。

 

 

こちらの記事でも紹介しましたが、読んだ上で、授業中質問に答えられないと、「準備して来ていないなら出てってね」というスタンスの教授もいます。

 

逆に参考文献を1ページも読まなかった授業もあります。

 

ただ、授業中分からなかったことを放置しておくと、試験前ぎりぎりになって焦ったりそれ以降の授業で分からないことが増えたりするので、理解不足だと思う内容は復習しておいた方が自分の為かなと思います。大学なのでやはりそこは自己責任ですよね。

 

 

日本の大学と比べて断然〇〇が多い

 

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〇〇と2つなので、課題?と思った方もいらっしゃることでしょう。

 

まあ課題と言えば課題なのですが・・・。

 

〇〇に入る言葉はプレゼンテーションです!でも、このプレゼンテーションは全員必須な場合が少なく、最終成績を上げる可能性を増やしたい人、もしくは単に自分の理解をより良くするためにしたい人だけがする場合が多いです。

 

どのくらい多いか。

 

私が日本の大学に1年いた時は、(確か)English Business Presentationのような教科で1か月に1回程度(1学期間の授業)と言語科目で1年に1回でした。教科名にプレゼンテーションと思いっきりついているくらいですから、こちらはプレゼンをするのが当たり前ですが、他の必修・選択教科でプレゼンをした覚えはありません。

 

今通っているポーランドの大学では、1学期にグループと個人合わせて最低3回はプレゼンをする機会があります。多い学期だと、5回以上あります。2学期制なので、1年で最低6回はプレゼンをしていることになります。

 

日本の全大学を調べたわけではないので、あくまで自分の在籍していた大学とだけ比較していますが、日本の大学に通っている私の友人と話す限りだとプレゼンテーションをする機会が海外の大学と比べて少ないのではないかというのが個人的な印象です。

 

 

セミナーとレクチャーの違いがはっきり

 

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こちらの大学では、初回の授業で必ずセミナー形式なのか、レクチャー形式なのか明確に伝えられます。

 

セミナー数が少なめで、生徒の発言プレゼンテーションが成績においてかなり重視されます。発言は間違っているかは全く関係なく、どれだけ自分の意見を持っているかが重要視されています。

 

もちろんシャイな人もいるので、授業中発言しなかったからといってそれだけで最終評価が悪くなることはありませんが、発言した人の方が、試験の成績があまり振るわなくても、最終評価を上げることのできる確率が高まります。また、毎授業積極的だと教授にも名前を憶えてもらいやすいです。

 

レクチャーは割と広めの部屋で大人数で講義を受けるのが中心です。教授によりますが、基本出席は取られません。興味のある人だけレクチャーに来て、来なくても試験さえパスすればOKみたいな感じです。授業中の発言や質問はもちろん歓迎されますが、最終評価にはほとんど考慮されません。

 

 

語学力が高い≠簡単

 

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英語で授業を受けるなら英語、日本語で授業を受けるなら日本語の能力が高いに越したことはありませんが、語学力が高ければ卒業が簡単かと言えばそうではありません。

 

それよりも、どれだけ授業へ準備をして、どれだけ積極的に授業に参加し、どれだけテスト前にしっかり勉強するか、前提知識がどれだけあるかの方が語学力より大切だと思います。

 

というのも、英語圏出身の生徒も少なくないですが、彼らでもきちんと勉強しなかったせいで試験に受からず再試験を受ける場合があるからです。非英語ネイティブより英語ネイティブ者の最終評価が1も2も違う(5段階評価中)なんてことはざらにあります。

 

 

まとめ

 

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ポーランドは大学の進学先としてはまだまだメジャーな国ではなく、日本の大学には1年しかいたことがないので私の経験が他の方々の印象と一致していないかもしれませんが、私の個人的な経験に基づく結論は、「海外の大学は、最低合格ラインの成績で卒業することは大いに可能だが、勉強せずに良い成績を取って卒業することは難しい」です。

 

既に述べたように、日本の大学へ行こうが海外の大学へ行こうが、ピンからキリまで数えきれないほど何校もあるので、視座をどこに設定するかで何事も難しくも簡単にもできると思います。

 

どの大学を選ぼうと、皆さんの大学生活が実りの多い時間になることを願っています。

 

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